平成7年11月12日（水曜日） 場所：ＫＫＲホテル東京
・ボランティア活動賞(30組)、ボランティア活動功労賞(9組)

・大阪北支部は「広島第二県女二年西組」の朗読劇を語り続けて　伊藤千佳子

(受賞内容)

伊藤さんは、朗読劇「広島第二県女二年西組」を通じて、8年にわたり原爆の記憶と平和の尊さを伝える活動を継続してきました。その姿勢は一貫して真摯であり、表現力の研鑽のみならず、後進の育成や公演準備への協力など、幅広い面で団体に貢献しています。　2025年の広島公演では現地の関係者との調整や観客対応にも携わり、活動の幅をさらに広げました。被爆体験者が少なくなる中で、語り継ぐ責任を自覚し、継続して行動してきた姿は、社会的にも大きな意義を持つものです。　団体に所属しながらも個人として果たしてきた役割は明確であり、朗読劇を通じて「語り継ぐことの力」を体現しているこの活動は、平和の担い手としての役割を果たすと同時に、未来への希望を紡ぐ行為でもあります。